お檀家様には、お寺の再建復興御浄財のご寄進で大変ご迷惑をお掛けしております。世の中の景気も芳しくない時に誠に申し訳ございませんが、事情ご賢察の上ご協力下さいますようお願い申し上げます。
皆様のご期待に沿えるよう尽力しますので、今後共何卒御助力の程重ねて宜しくお願い申し上げます。
なお、秋彼岸せがき法要終了後に檀信徒総会(午後4時ごろ開始予定)を開催し、近況及び完成までの予定等をご報告致しますので、是非ご出席していただき新しい普照院本堂・境内をご確認して下さい。
普照院住職 小田 義宗 |
さて秋風が漂う季節になりましたが、日本のあちこちで『ゲリラ豪雨』と呼ばれる自然災害が発生しております。つい先月にも神戸の灘区の河川で幼い命が奪われる水害がありましたが、たった10分間程での急激な増水の映像は、想像を絶するものでございました。
水害の恐怖は、私も過去に経験したことがございます。
私がサラリーマンをしていた頃に住んでおりました岐阜県大垣市は、別名『水都』と呼ばれておりまして、内陸にもかかわらず木曽三川【木曽川・長良川・揖斐川】という一級河川がとても狭い地域に密集した都市でした。
戦国時代に、織田信長配下の木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が岐阜城攻略の為に建てた一夜城で有名な墨俣城は、この木曽三川の一つ長良川沿いにあったのですが、昔からこの大垣市は河川の氾濫に苦しんだ地域でもございました。
私が大垣市に住んでから三年ほど経ったある夏の夜、大雨の影響で揖斐川が氾濫し、市内の3分の1が水没しました。大垣市民は至って冷静でしたが、県外から来た私達家族は水が引くまでアタフタしたことを憶えております。
あの阪神淡路大震災を経験した方々はご存知と思いますが、自然災害はいつ何時にやってくるかもしれません。どんな時でもどんな場所でも、「備えよ、常に」を忘れないでいただきたいと思います。
時宗宗祖一遍上人御忌法要(法話・踊り念仏)のご案内
期日: 9月16日(火) 午後1時より
場所: 時宗 真光寺(神戸市兵庫区松原通1丁目1)
今年も上記日程で、時宗宗祖一遍上人の御忌法要が勤修され、時宗74代遊行上人がご賦算(お札配り)に来られます。私も参加しますので、ご興味がある方は是非ご参詣下さい。真光寺への目印は市立須佐野中学校の裏手、もしくは清盛塚の向かい隣となります。 |
今年のお盆での一コマ・・・
お寺の夏を締めくくる行事である『地蔵盆』。いつもは子供を見かける事がほどんどない兵庫区でも、その日はおもちゃ箱をひっくり返したかのように、子供で溢れ返ります。
私の娘達も、北区に住んでいる従兄弟と一緒に、大きい袋と線香を持って飛び出していきました。今、私の住まわせていただいておりますお寺(時宗 薬仙寺)でも、お地蔵様をお祀りしていますので、私はお菓子を配る役目です。
子供達が沢山やってきて、線香を立てて手を合わせて行きます。
皆、素直な子供達ばかりです。
なぜ、この子供達の何人かが、後何年かすると、礼儀知らずの金の亡者のようになってしまうのでしょうか。その手を合わせる姿を見ていると、そういう大人にならないでね、と心の中でつぶやいてしまいます。
どのような宗教宗派に属していても、仁義礼智信を大切にする人間でありたいものです。そしてお子様をお持ちのご家族では、是非この仁義礼智信の教えを大切にしてもらえればと思います。
【仁義礼智信】
仁・・・目上を尊ぶ心
義・・・義理人情を重んじる心
礼・・・礼儀をわきまえる心
智・・・智識を学ぶ心(知識ではありません)
信・・・信じるものを養う心(自分勝手な倫理観で生きる事を慎むこと)

〔編集後記〕
先々月に、僧名:義宗(ぎそう)を拝命し皆様にご報告させていただいてから、「もしかしたら、誰にも私が僧名になったことに気付いていただいていないのでは・・・」と心配しておりましたが、皆様からの手紙等の宛先が、きっちりと僧名で書いてあることを拝見し、この不動心もしっかり読んでいただいているのだなあ、と胸が熱くなる思いでございます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
合掌 |