お仏壇の本尊様にお供えするお膳を「お霊膳」といいますが、それだけでなく普段の食事作法にも役立つと思いますので参考にしていただければと思います。お霊前の食器は5つあり、箸を位牌に向き合うように置き(この絵の場合、下側が仏様になります。)一般的に食器は下図のように並べ、以下のように盛り付けいただければと思います。
①飯碗=ご飯
②汁椀=味噌汁など汁物
③平椀=野菜などの煮物
④腰高杯=香の物・酢の物
⑤お壺=煮豆・和え
なお、④と⑤の配置が逆になる並べ方もあります。③④⑤については、それほど気にかける必要はありませんが、左に①ご飯、右に②汁物は間違えないようにして下さい。
また、お霊膳は毎日仏前に差し上げるものですが、現代社会の中でそれを行うことは大変だと思いますので、ご法事等の仏事の際に用意していただければ結構です。
ただその代わりと言ってはなんですが、お仏飯(ぶっぱん)だけはご飯を炊いた時に、まず最初の一杯目を仏様にお供えするよう心がけていただきたいと思います。面倒臭いとは思いますが、そういったお供えをする大人の姿を見て、子供達は食事をありがたく「いただく」ことを学ぶはずです。
言葉で躾をするのも大切ですが、このような「無言の躾」も大切であると思います。
朝食にパンを食べるお家は、その日に最初にご飯を炊いた時にお仏飯をお供えいただければ結構です。
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