葬儀-001 Q:「家族に不幸があった場合は、正月の飾りつけはどうするのですか?
A:
家族にご不幸があった場合、一周忌までは喪に服す期間ですからお正月の年賀状は控えますが、同じようにお正月のお飾りも出来れば控えていただければと思います。
 どうしてもしたいと言う場合は、控え目にお願いします。

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葬儀-002 Q:「戒名は要らないと故人が言ってたのですが、俗名のままだとだめなのですか?」
A:
まず、戒名とは何かをご説明しましょう。
戒名とは、文字が示しますように戒めの名であり、仏教においては仏門に入った証し、戒律を守る印(授戒)として与えられる名前です。ですから、本来は亡くなってからいただくものでは無く、生前に仏教の師匠や菩提寺の住職に命名してもらうものなのです。
戒名を要らないと仰っていた方が、戒名をどのように理解されていたか分りませんが、仏式で葬儀を行なうということは仏教徒としてお亡くなりになったということですから、必ず戒名を受けていただかないといけません。
ただ、
戒名には多額の費用がかかるのではないか、とご心配の方もあるのかもしれません。
 少なくとも、当寺院では『戒名料』というものはいただいておりません。ですので、今までお寺と縁がなかったり、また特別なご事情で俗名のままで今日までお弔いされている方は、是非今からでも授与させていただきますので、ご相談していただければと思います。
 (ご事情により授与出来ない場合もございます。)

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葬儀-003 Q:「生前戒名はどこで授かってもいいのですか?」
A:
戒名は菩提寺(葬儀・納骨等でお世話になっているお寺)より授与していただくものです。他の寺院・団体から、自由にいただくものではありません。
最近、新聞広告やインターネット上において、「生前に戒名を」と称し、戒名をつけることを商売にしているところが出始めています。
しかも、「どんな宗派でもお付けします」としていますが、付ける側に当然に各宗派の戒名などを付ける権限がある訳でもなく、
また付けていただいた戒名を自分の宗派や所属寺院に持っていっても、認められるものではありません。特に下記のような団体は、ご注意下さい。あまりにも悪質です。
http://www.kaimyo.net/pc/kaimyo008.htm

*当寺院(普照院)では、戒名料はいただきません。

但し、
当寺院ではそういった事情を知らずに授与された戒名をお持ちの方もしくは故人でも、それを否定・変更をお願いすることはありませんので、ご葬儀・法事の際には是非一度ご相談下さい。
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法事-001 Q:「うっかり年回忌法要を忘れていました。どうすればいいのですか?」
A:
年回忌法要は、期日を過ぎておこなってはいけないものと、俗に言われております。
昔から、仏事に関しては色々な言い伝えがあります。例えば「本家のお墓には、長男以外の親族が入ってはいけない。」などが代表的なものですが、これも本来の意味は「仲が良い兄弟などが同じお墓に入ることは別段問題ではないのですが、例えばその兄と弟の子孫がいつまでも仲がよいとは限りません。
そんな時にお墓が一つしか無いと勿論トラブルになりますよね。」ということを、ご先祖の方々は暗に含んで言い伝えにした訳のだと思います。
これと同じ理屈で、年回忌法要に関しての言い伝えも、この現世の人間関係において不都合がある為にできたのでしょう。
ですので、年回忌法要を「行ないたい」気持ちがあるのに忘れてしまっていた方は、是非亡きご先祖様の為にご法事を行なっていただければと思います。
要は、お気持ちなのですから。

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法事-002 Q:お仏膳の並べ方を教えて下さい。
A:
 
お仏壇の本尊様にお供えするお膳を「お霊膳」といいますが、それだけでなく普段の食事作法にも役立つと思いますので参考にしていただければと思います。お霊前の食器は5つあり、箸を位牌に向き合うように置き(この絵の場合、下側が仏様になります。)一般的に食器は下図のように並べ、以下のように盛り付けいただければと思います。

テキスト ボックス:  ①飯碗=ご飯
②汁椀=味噌汁など汁物
③平椀=野菜などの煮物
④腰高杯=香の物・酢の物
⑤お壺=煮豆・和え


なお、④と⑤の配置が逆になる並べ方もあります。③④⑤については、それほど気にかける必要はありませんが、左に①ご飯、右に②汁物は間違えないようにして下さい。
また、お霊膳は毎日仏前に差し上げるものですが、現代社会の中でそれを行うことは大変だと思いますので、ご法事等の仏事の際に用意していただければ結構です。
ただその代わりと言ってはなんですが、お仏飯(ぶっぱん)だけはご飯を炊いた時に、まず最初の一杯目を仏様にお供えするよう心がけていただきたいと思います。面倒臭いとは思いますが、そういったお供えをする大人の姿を見て、子供達は食事をありがたく「いただく」ことを学ぶはずです。
言葉で躾をするのも大切ですが、このような「無言の躾」も大切であると思います。
朝食にパンを食べるお家は、その日に最初にご飯を炊いた時にお仏飯をお供えいただければ結構です。

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仏事-001 Q:「お盆の飾りつけは普段と違いますか?」
A:
 
A:お盆は『盆と正月』と言うように、日本の重要な年中行事の一つに数えられています。正式には『盂蘭盆会』といい、インドの古い言葉『ウランバナ』を漢訳したものです。また日本では、この時期はご先祖様がご自宅のお仏壇にお帰りになるとされています。是非、普段以上にお仏壇周りを綺麗にし、ご先祖様に喜んでいただけるようにして下さい。
さて、その際の仏壇のお飾りですが、地方によって色々ございますので一概には申せませんが、下図のようにしていただければとても丁寧なものとなります。

ただ、現代においてはここまでされる方はほとんどおられませんので、いつも通りのお祀りに加えて、『茄子の牛』と『きゅうりの馬』、そして提灯(迎え火)をご用意いただければ充分です。お祀りする期間は、神戸地区では通常8月13~15日とされています。また、僧侶がお伺いする時にも、お飾りをお忘れにならないようお願いします。
家族にご不幸があり、初盆をお勤めされた方は、15日の夕方に各自治体等で精霊流しを行っておりますので、葬儀や法事で使用した白木の仏具を持って行って下さい。もちろんお寺に納めていただいても構いません。
〔神戸市兵庫区地区→湊川公園〕
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仏事-002 Q:「仏壇の中や上部に遺影を飾っては駄目なのですか?」
A:
 
A:最近、お参りの際によく聞かれる質問です。
どうやらテレビの影響のようですが、こういった類の発言には、ほとほと困ったものです。確かに仏壇の中に遺影を飾ることを否定する宗派もありますが、そのテレビの出演者曰く「仏壇の上に遺影を飾ると遺影が仏壇を見下げることになるから駄目だ・・・」なんてものは、もうどうしようもなく馬鹿げています。以下ご説明しますので、なんでもテレビでの発言を是とする風潮に左右されないよう、皆様もお気をつけ下さい。

まず結論から申しますと、遺影を置く位置に仏の教えはありません。
当然ですが、写真が一般に普及したのは近世代の話で、仏事で使用されるようになったのも第二次世界大戦からと言われています。戦時中、遺骨すら還って来なかった故人の葬儀を出す時、写真をお骨の代わりにしたことが定着し現在に至っているそうです。
ですから位牌と違い、遺影の中にご先祖様の魂が入っているという概念はありません。あくまでも、故人を偲ぶ遺品の一つです。
よって、遺影を仏壇の中に置こうと上部に飾ろうと、また飾らなくても全く問題ありません。
同じような考えから、遺影を飾ると祟りがある云々も全くの迷信です。写真を撮られると、魂を吸い取られるといった時代があったそうですが、それと同じことです。

まずは残された遺族がどのようにして故人を偲びたいか、その心が大切なのですから、皆様もまずは自分の気持ちを優先していただきたいと思います。その中で不安に思うことがあれば、仏事のことなのですから、どんどん住職に質問していただければ良いのです。
有名芸能人だかなんだか知りませんが、訳の分らない理由を付けて公共電波でいいかげんなことを言わないでもらいたいものです。

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  • 内容責任:普照院住職